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  • 執筆者の写真若尾

令和6年2月1日、双葉西小学校で、4年生に第二回目の「いのちの授業」を行ってきました。

 山梨県甲斐市立双葉西小学校で、令和6年2月1日、「いのちの授業」行ってきました。双葉西小学校は、山梨県の中央部に位置する甲斐市の西部に位置し、150周年を迎える歴史と伝統のある学校でした。

 また、平成22年4月、文部科学省より「コミュニティ・スクールへの取組調査研究事業」の指定も受けております。

学校教育目標を

  知 よく考え判断できる子ども

  徳 思いやりと感動する心のある子ども

  体 じょうぶでがんばる子ども

に置き、

目指す学校像として、

  ・豊かで確かな学力をつける「学びがある」学校

  ・その子のよさを認め,伸ばす「仲間がいる」学校

  ・地域と互恵関係にある「地域とともにある」学校

  ・子どもの命を守る「安心・安全である」学校

とし、

 地域との連携を更に深め、行政とも連携しながら「地域とともにある学校」としての歩みを確かなものにしていこうとする学校でした。


 いつも通り、一方的な講演形式ではなく、生徒さん方と一緒に作っていく対話形式の授業を行いました。一人ひとりが自ら考え、気づき、発言する場を提供することで、生徒さん方が既に心に有している、命への素晴らしい思いを引き出す場としました。

 生徒さんは方には、「まず自身の心にある命への思いを引き出し、それに触れることで、自身の命の素晴らしさに気づき、真の自己肯定感を持ってほしい、その上で、多くの話や出来事に触れ、命への思いを深めていってほしい。初めから命について教えてほしいと他の人の話に望んでしまうと、せっかく一人一人が持っている命への思いを伏せてしまい、他の人の思いと入れ替えてしまい、自信が命への素晴らしい思いを持っていることに気づかずにいってしまいます。自分で考え、気づき、発言し、自身の素晴らしに触れてほしい」と、お話をし、授業を始めました。

 生徒さん方からは、数多くの発言がなされ、4年生とは思えないほどの思いが語られました。その思いを授業の後で綴ってくれた手紙が届きました。ご紹介させていただきます。

尚、手紙の掲載につきましては、学校様のご了解を頂いております。


『最初は命なんて、軽く思っていたけど、授業を聞いていたら、命はすごくふかいものなん

 だなと思いました。...。命のいみがやっと分かりました。これからも命をたいせつに

 します』


『私は、命のことで、命はとても大切、人生は一度しかないと感じました。なぜ大切だと思

 ったのかというと、命がないと何もできないし、おもしろいことや楽しいことが、もうけ

 いけんできないからです。だから大切だと感じました』


『私は、自分が勉強できなかったり、お母さんにしょっちゅうおこられていて、小学校に入

 ってからずっと自分がきらいで、いやな思いばっかりしていたけど、若尾さんの話を聞い

 て、自分が思っていることは、すべてまちがっていたことに気づけました』


『ぼくは、このいのちのじゅぎょうをして、いのちはたったひとつしかなくて、ひとりのも

 のではない。おとうさん、おかあさんがいっしょうけんめいうんでくれて、いっしょうけ

 んめいそだててくれた、たったひとつのいのちということがわかりました』


『前から命は大切だと思っていましたが、命のじゅ業をしてもらってから、本当に命とは大

 切だなと思いました。いつもおいしいごはんや、あたたかいふとんでねていて、生きてい

 てしあわせだなと思いました』


『今まで命は大切だと思っていたけど、いのちの授業で命の大切さが深く分かりました。命

 のリレーということもすごいと思いました。せんぞがたくさんいることが、改めてしっか

 りわかりました。これからも命を大切にしていきたいです』


『今までは命が大切だと、なんとなく思っていて、あまり考えたことがありませんでし

 た。でも、今回のいのちの授業をしたおかげで、命についてしっかりと考えることができ

 てよかったです』


『ぼくは、命の大切さをより知ることができました。理由は、いつも通りの生活をしてい

 て、あまり命のことは考えたことがなくて、なんとなく命は大切と思っていました。で

 も、このいのちの授業をして、一番大切なものは、金などではなく、命だということを改

 めて知ることができました。そして、自分に自信が持てるようになって、これからも命

 を、人を大切にしていきたいと思いました』


『私は勇気がなくて、弱虫で、何にもできない人でした。だけど、いのちの授業を受けて、

 何にもできない人なんていないんだと思いました』



 如何でしょうか。なんとなく思っていた命の大切さを、改めて深く感じたり、自分自身の生き方を前向きにしていこうとしたり、何気ない日常の生活が幸せだと感じたり、それぞれが、それぞれの思いに気づいて頂くことができたように思います。

 生徒さん方が自ら考え気づいた思い、生徒さん方の心の中に、それぞれ本物の命への思いとして住み続けるものと思います。それぞれの命が、それぞれの思いで光り輝いていくことを願っております。



自ら考え、気づき、発言していただいた生徒さん方に感謝いたします。

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