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執筆者の写真若尾

令和5年6月23日(金)、大明小学校で、4年生48名、保護者15名に「いのちの授業」を行ってきました。

 令和5年6月23日、山梨県の甲府盆地の南西部に位置する、南アルプス市の大明小学校で、4年生48名、保護者15名に、「いのちの授業」を行ってきました。


 学校教育目標を、<めざす子ども像>として、

  ・自分や周りの人のよさに気づき、認め合う子ども

  ・学習や生活の中で課題や問題に気づく子ども

  ・自分の思いや考えを進んで表現する子ども

  ・気づいた課題や問題を解決しようと自分から行動する子ども

とし、

  <目指す学校像>として、

  ・学ぶ意欲と楽しさを実感する

  ・子どもの自己肯定感・存在感を高め、主体的に取り組む力の育成   

  ・保護者や地域から信頼される

ことを力を入れている学校でした。


 授業の中では、子ども達が積極的に発言し、当授業の基軸である、子ども達の心の中から引き出す場にふさわしい授業となりました。子ども達から届いた手紙にも、多くの思いが記載され、新たに子ども達からの学びを頂きました。

 

 子ども達からの手紙(抜粋)を紹介いたします。

  掲載につきましては、学校からの了解を頂いております。

  

  『心の目というもので、相手の気持ちがわかるから、今の友達がいるんだなと思いまし

   た』

  

  『「生きる価値のない人なんていません」という言葉が、いのちの授業で、一番心に残

   りました。今でも、その言葉は、覚えています。いつかまた会いたいです』

  

  『みんなちがって、みんないいんだなと、すごく思いました。これから人にいやなこと

   をしないようにしていきたいです。もしやっちゃったら、すぐ、あやまりたいと思い

   ました』


  『私は目は2つだと思っていました。でも、「目は3っつ」と言ったとき、私はびっく

   りしました。3っつ目の目は、心の目だと思いませんでした。でも、ふだんの目より

   もいい目だと思いました』

 

  『いのちの授業のおかげで、人をきずつけたくないと思いました。相手の心はきずつく

   ので、わるくちを言われた人の気持ちを考えながら相手と話をします』


  『いのちのじゅぎょうをして、ママもべんきょうになったといいました。私も、いのち

   のじゅぎょうをして、べんきょうになりました』


  『お話があってから、すこし、いいかたが、やさしくなったきがします。べつのがっこ

   うでも、そういうことをすこしでも、やさしくしてあげてください』


  『わかおさんのおかげで、ケンカだったり、そういうことがなくなりました。命をもっ

   と大事にしたいと思いました』


  『授業をしておどろいたことは、人には「目が3っつある」ということです。二つはふ

   つうの目、もう一つは「心の目」と知りました。思ったことは、じゃあ、「見」とい

   う漢字は、3っつの目で見るという意味なんだと思いました』


  『いのちは、人と人がつながっているからだと、ぼくは思います。だからいのちは大切

   にしたいとかんじました』


 如何でしょうか。子ども達は、命の、ある意味では根幹に触れ、それぞれの思いを持った発言をしてくれました。子ども達が本来持っている命の思いを、

今回も引き出すことができたと感じております。子ども達には感謝です。

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